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【社員インタビュー#2】楽しくなければ登山じゃない!安全意識も楽しく面白く

スペースキーの小野です。今回の社員インタビューは、登山Webメディア『YAMA HACK』編集部の大迫 倫太郎さんです(2020年1月より編集長に就任されました!)。登山を始めたきっかけから楽しみ方、『YAMA HACK』で現在取り組んでいることなど、いろいろとお聞きしました。ステキな登山写真の数々もお楽しみください!

※本記事は、2019年3月に取材・執筆したものです。


-どんな子供時代を過ごしていましたか?

子供時代は、アウトドアとは無縁だったかと記憶しています。たまに、親が釣りに連れて行ってくれたくらい。学校ではサッカーをやったり、中学の部活は吹奏楽だったりと、その時に興味があることを色々とやっていました。出身地の兵庫県には六甲山という山があり、近代登山発祥の地と言われています。兵庫県を代表する山なので、六甲山には行事などで行く機会はあったものの、この時はまだ「楽しい」という感覚はなかったですね。

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(写真:毎年正月に六甲山に登ってもう8年。)

僕が登山を始めたのは、スポーツデポというスポーツ用品店でのバイトがきっかけとなっています。色々なスポーツ用品やアウトドアギアに触れ、機能的なものにとても興味を惹かれるようになりました。また、バイト仲間で六甲山にも行ったのですが、自らの意思で登山をした最初の経験だったと思います。あっつい夏の日だったので、山頂の自販機で買った三ツ矢サイダーの美味しさがきっかけとなっています。実際面白かったし、「もっと登ってみたい!」と思うようになりました。

-ギアから入っていって、登山が好きになったんですね。登山の楽しさってどんなところにありますか?

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(写真:鳥取大山の下りの景色。世界で一番好きな景色です。)

登山するようになると、よく友達に「連れて行って」と言われることがあります。登山したことのない友人を連れて行くと、「登山って楽しい!」と言ってもらえる。山を介しておもてなしすることが、個人的にはすごく楽しかったですね。また、これはマニアックな楽しみ方なのですが、登山で自身の健康チェックをするのも面白いんです。険しい山道を登りきってまだ元気があると、「今日は調子いいな!」とか。いつもより早く登れたりすると、「体力ついたかも!」とか。そんな身体の変化を感じられるようなところも楽しいですね。最近は、アンチエイジング的な気持ちも求めて登っている自分がいます。

-健康のバロメータ的な役割もあるなんて(笑)。お仕事ではどのようなキャリアを積んできたのですか?

新卒で入社したのは、大手健康食品メーカー。製品、商品などの「物」が好きだったので、こだわりを持ってものづくりをしている同社に興味をもちました。また、働いている人たちも雰囲気がよく、そこも共感を持てたポイントでしたね。入社後は、販促企画や広告出稿をメインに担当。広告枠の開拓から選定、クリエイティブの作成・ディレクション、売上管理など、幅広く任せてもらいました。

広告の運用は面白かったですね!なにが面白いかと言うと、ひとつは広告費がすごく大きかったこと。テレビCM、新聞、折り込み広告など、ありとあらゆる広告の出稿をしました。動かす金額が大きかった分プレッシャーもありましたが、なかなかできない貴重な経験をさせてもらえたと思っています。もうひとつは、運用実績が数字として見えるところ。テレビCMだと、「この時間は反応が良い」「ここは前の番組が影響していて良くない」など、時間帯や番組構成によって反応が全然違います。数字として見えることで、自分の戦略がどうだったか客観的に判断できるところがやりがいにもなっていましたね。

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実際に、お客様から商品を使った感想や使うきっかけなどを聞く機会もありました。お客様の悩みを解決したいと思っていたので、「この商品すごくよかった!」の声を聞けるのが一番のモチベーションになっていましたね。

大手広告代理店さんと話をする機会も多く、そこで感じたのは「仕事っていろいろあるんだな」ということ。また、中国地方(岡山県)の企業だったので、東京での仕事はやはりレベルが高そうだなと。そういった話を聞く中で、やったことのない仕事に挑戦してみたいと思うようになりました。多くの広告出稿を経験してきましたが、Webだけは未経験だったので、Webのスキルを積みたいと思ったことも後押しとなりました。当時、登山には結構ハマっていたので、「Web」「登山」で探していたところでスペースキーにたどり着きました。

-スペースキーにはどのような印象をもちましたか?

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(写真:山に行くと偶然植草さん(※スペースキー社員)とよく出会う。)

スペースキーは(いい意味で)ゆるい会社だと思いました。前職はいわゆる普通の企業。スーツで仕事するのがあたりまえだったので、面接で事業部長がニットキャップで現れたことにまず驚きました。オフィスにはソファーもあるし、働くメンバーはみんな私服だし(短パンにビーチサンダルも)。なんてゆるい会社なんだろうと。ただ、形式にこだわらない社風ということは伝わりました。実績が伴っていれば、形式は自由。そこが東京っぽいなとも思いましたね。

-たしかに、そこはスペースキー「らしさ」のひとつかも。では、現在の仕事について詳しく教えてください!

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登山Webメディア『YAMA HACK』で編集をしています。その中でも僕は「安全登山」というテーマを担当しています。「安全登山」って、興味をそそられないテーマですよね。でも、遭難や滑落など、命に関わる危険が隣り合わせの登山には、どうしても伝えなければならないテーマでもあります。その情報をいかにして届けるか。課題は2つあって、ひとつは「そもそも興味を持てないから、読んでもらえないこと」。もうひとつは、「必要な人に届いていないこと」。この2つを解決するために、手段はWebに限らずあると考えています。まだ手が回せていませんが、長く時間をかけてこの問題に挑戦していきたいです。

-安全登山を伝える記事で、最近大きな反響を呼んだものがあるそうですね。詳しく教えていただけますか?

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『道で迷ったことないからコンパスは不要?』という疑問をコンパス本人に聞いてみた(https://yamahack.com/3177)という記事です。なかなか興味をもってもらえないテーマに対し、まずは記事に興味をもってもらいたい。「記事をクリックすること」にフォーカスしました。安全登山に関する記事は「やめましょう。危険です。」と真面目に伝えることが鉄則でした。というか、それ以外にない。故に、興味を持てない=読んでもらえないという状況になっていました。この記事では読んでもらうとわかるんですが、コンパスに人格を持たせて、コンパスにインタビューしています。興味をもってもらうために、ユーザーさんをだますくらいの覚悟で挑みました。

意識したポイントは2つで、最後まで興味を持ってもらうために、「記事の装飾に工夫をしたこと」がひとつ。LINEのような会話形式で話を進めて軽快なテンポにしたり、ボケの要素を画像で挿入したりして、最後まで飽きさせない工夫をしました。もうひとつは、このテーマを軽く捉えられないように「内容はしっかり伝える」ということ。コンパスの役割や使い方はもちろん、コンパスのライバルとも言われる登山用GPSとの使い分けについても言及。軽快に読み進めても、読後感はしっかり残るように意識しました。

-反響などはいかがでしたか?

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「コンパスにインタビューする」という発想の面白さもあって、編集部内でも話題性はあったかと。SNSでも反応も良かったですね。実は、登山GPSの開発者の方にも読んでいただいたようで、ツイッターでコメントもいただきました。あとは、この記事を見て「コンパス買おうと思った」という感想をいただいたりもしているので、安全登山に対して何かしらのきっかけにはなれたのかなと思っています。

-ありそうでなかった着眼点ですよね。今回のような発想力はどこから来るのですか?

今回は、仮面ライダーがヒントになっています。特撮が好きなんですが、趣味からアイデアをもらっている部分も大きいかと思います。プロレスも大好きだし、エンタメが好きなんでしょうね。でも編集者としてはプラスになる要素なのではないでしょうか。たくさんのエンタメの中で、自分にとって何が面白いか。どのようなことで感動したのかと、分析することが人がどういう時に興味を持つかということの理解につながる。それを見極める力がトリガーになっているんだと思います。

-いろいろなことにアンテナを張るのは、たしかに大切な要素ですね!最後に、『YAMA HACK』で達成したいことは何ですか?

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登山における遭難事故は、実は毎年増えているんです。何とかして歯止めをかけられるようになりたいですね。遭難を減らしたいのもそうですし、登山を楽しんでいる人が不幸にならずに純粋に「楽しい」とだけ思える確率を上げたい。安全登山に対するイメージは、まだまだ真面目で硬いと思われています。『YAMA HACK』を、面白い安全登山の情報がある場所にしたい。また、その状態が少しでも「僕のおかげで」と思われるような活躍ができたらいいですね(笑)。自然と楽しく安全意識を芽生えさせるには、記事以外にも手段はあると考えています。例えば登山ツアーとか、様々な可能性でこの問題を解決していきたいです。

また、個人的には日帰り登山が中心だったので、長期の縦走や雪山登山もやってみたいですね。雪山でテント泊とか、未体験の登山スタイルに挑戦してみたいです。登山を始めた頃は、山に登ることがただ楽しかった。月3とかでいろいろな山を数日間連続で登ってたりしていましたね。それから、人を誘って登山するようになった。連れて行った人が楽しそうにしてくれるのが、楽しかった!(ちなみに、この時に「山に連れて行って」と頼まれたのが、奥さんと親しくなったきっかけ。)それらを経て現在は、山でガンガン遊びたくなってきたというフェーズ。トレイルランで登る力をつけたり(登りが好きなので)、後輩に煽られているのでボルダリングも強くなりたいですね。山での色々な楽しみ方を今後も試しながら見つけていきたいです。

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(写真:登山に行くのは嫁と一緒が多いです。)

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(写真:山で寿司が食べたかったんです。)

-ありがとうございました!次回のインタビューもお楽しみに!


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「もっと自由なアウトドアを、全ての人へ」をスローガンに、アウトドアレジャーを始める・続けるキッカケを提供し、何度も繰り返し楽しみたいと思ってもらえる体験機会を生み出していきます。 https://www.spacekey.co.jp/ #spacekey #スペースキー

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