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【私のアウトドア履歴書♯13】吉村光平さん

スペースキーの小野(@tsugumi_o_camp)です。今回のアウトドア履歴書は、IT関連企業に務める吉村さんにお話を聞きました。幼少期から自然が身近にあった吉村さん。大人になってからの関係値、影響について聞きました。



アウトドアの原点


-アウトドアの原点からお伺いします。幼少期はどのように過ごされていましたか?

出身は岐阜県中津川市で、木曽川や恵那山などの自然に囲まれた環境で育ちました。山や川が近くにあるのは日常であり庭のようなもの。山で秘密基地をつくったり川で遊んだりした記憶があります。両親も忙しかったため、家族でアウトドアを楽しむことは少なかったですが、日常的に野山を駆け回っていました。

大学進学のため上京してからは、遊びとしてアウトドアを始めるようになりました。ツーリングなどやったことがないアウトドアに挑戦するのが楽しかったです。キャンプもその流れで、仲間に誘われたのがきっかけ。行くようになったらどんどんハマっていって、自分からもキャンプに誰かを誘うようになって。仲間が増えることで楽しみも広がっていく感じがとても楽しかったなと。

-仲間の存在は大きいですね。普段はどのようなキャンプ場に行くのですか?

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高原のような広々としたキャンプ場が好きです。御殿場の「やまぼうしオートキャンプ場」や西湖の「キャンプビレッジ・ノーム」など。あと、無印良品が運営する「カンパーニャ嬬恋」も、大自然の中で質の高いキャンプができるところが気に入っています。普段は妻と行くことが多いですが、最近注目されているソロキャンプも気になりますね。冬キャンプやキャンプ場でのワーケーションなど、まだまだやってみたいことが多すぎて時間が足りないことが喫緊の課題です(笑)。

-あるあるです(笑)。キャンプのどういったところが好きですか?

幼少期から自然に親しんだ生活をしていたので、それが本能なのかもしれません。外に出ているほうが違和感なくリラックスできるんです。その感覚が心地よく、徐々にハマっていったように思います。

また、同じ場所でも天気や季節、シチュエーションが変わるとまた違った楽しさがあるところもいいですね。行く人が変われば、また楽しみ方も変わる。1つとして同じことがないのがキャンプの魅力のひとつかもしれないです。

-なるほど。吉村さんの中で、キャンプの一番の魅力はどこですか?

日常から離れて、静かな自然の中で過ごせることですね。普段は仕事柄デジタルツール漬けの毎日で画面の前からほぼ離れることがないですが、キャンプはその真逆。私にとってはマインドフルネス的な要素もあり、欠かせない存在となっています。

マインドフルネスは、「ただあるがままでいる時の心」だと言われますが、キャンプでは焚火や星空を眺めていることが、自然とマインドフルな状態にさせてくれます。日常から解放されるだけでなく心も満たされる。こんなにいい影響がある遊びは他にないと思います。

-たしかに。ちなみにお気に入りのギアはありますか?

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ギアは実用性や快適性を重視して選んでいます。特にガソリンランタンが好きで、コールマン286Aを愛用しています。マスターシリーズのタンクカバーが可愛くてお気に入りです。ガソリンランタンをポンピングしていると「あぁ、キャンプに来たんだ」と実感できるところがいいですね。あと、シングルバーナーの508Aもシンプルさが気に入っています。知人からのいただき物なんですが、その人の想いも一緒にキャンプを楽しんでいる感覚もいいなと。長い時間をかけて大切に使えるギアという点でも気に入っています。

-いいですね、そういう想い!

統一感あるギアで揃えたお洒落なキャンプサイトなども目指してみたいなとは思いますが、ちょっと疲れちゃいそうで……。今は好きなギアでゆる~く楽しんでいます。自然の中で美味しいものを食べて、ゆっくり過ごす。それだけで十分なのではないかなと。

-気になっているギアなどはありますか?

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実はキャンプと同じくらいサウナが好きなので(サウナ・スパプロフェッショナルという資格も取得しています!)、テントサウナは今最も気になるギアの1つです。いつか川沿いのキャンプ場で、自分のテントサウナで“ととのう”体験をしてみたいですね。


アウトドアとの関係性


-キャンプは吉村さんにどのような影響があるでしょうか。

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先ほどと重なってしまいますが、日常から解放されることで日々のストレスを解消しリフレッシュできるのは、とてもいい影響があります。都心にいると限られた空間で生活するため、視点や視野がどうしても狭くなってしまいます。アウトドアフィールドに出ることで、物理的に目線を遠くに向けるだけでも、自然と肩の力が抜ける。あの解放感がいい影響を及ぼしています。

また、単純にサバイバル力が身に付くことも楽しいですね。木を切る、火をおこすなど、現代社会では必要とされないスキルですが、敢えて真逆な原始的なことをするのもストレス解消には役立っていると。最近は「生きづらさ」みたいなことも言われますが、サバイバル力があれば無人島でも生きていけます。最悪、ナイフ1本さえあれば何とかなると思えば、気持ちが楽になりました(そんなに生きづらさは感じていないですが)。

-アウトドアが、仕事のアウトプットに影響していることはありますか?

仕事仲間とキャンプや登山に行くこともありますが、やはり環境が違うと、同じ仕事の話でも視点が変わっていい話ができます。リラックスした気持ちで違う視点から見つめなおすことができるので、これもいい機会になるかと。コロナになる前は、よくランニングしながらミーティングすることもありました。

-逆にデメリットになっていることはありますか?

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やりたいことが多すぎて、時間が足りないことですね。この4月からビジネススクールにも通っていて、なかなかキャンプに行く時間を確保できないのが切実な悩み(笑)。

ただ、周囲にいる優秀な人は、仕事も遊びも全力で楽しんでいるように感じます。楽しむという点では、ベクトルは同じ。限られた時間の中で全力で楽しむことが、仕事のパフォーマンスにも現れるのだと考えます。そういった部分は見習いたいですね。

( ↓ 例えばこのような方)


アウトドア業界に思うこと


-今のアウトドア業界に対して思うことはありますか?

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アウトドアはデジタル化がまだ進んでいない領域だと感じます。自然に根差したサービスではありますが、マーケティングやバックオフィスなどでは、様々な先進的な手法を取り入れて進化していくべきかと。うまくデジタル化を推進し効率よくできれば、手間は楽になり、フィールドではとことん自然を楽しむことができます。運営する側も、管理の手間が減ることでフィールド整備に時間をかけることができる。双方にメリットがあるデジタル化をもっと進めてほしいなと思います。

もう1点として、キャンプをはじめるためのハードルが高い問題。特に都心の一人暮らしでは、車もなければ、キャンプギアを保管しておく部屋の広さもないため、行きたいときにすぐに行ける状態にありません。レンタルやシェアリングなどそこを打破するサービスがあれば、もっといろいろな人たちがキャンプを楽しむことができるのではないかと。

-そこはまさに。スペースキーとしても感じています。

現在のキャンプブームは個人的には歓迎です。いろいろな人がキャンプをはじめることで、知恵や工夫が飛び交うのはいい状態。このムーブメントがもっと広域に、長く続くことが理想的かと考えます。今はキャンプ場単体ですが、自治体も巻き込んでもっと積極的に誘致してもいいのではないでしょうか。グリーンツーリズムという訴求も十分に可能性はあるので、様々な関係者を巻き込んで業界全体で盛り上げていく動きが取れるといいかもしれませんね。

-その上でスペースキーに期待することはありますか?

『なっぷ』も『CAMP HACK』も、欲しい情報が的確に揃っているので助かっています。期待することとしては、『なっぷ』の予約システムはとても便利なのでもっと広まってくれるといいかな。あとは付随するサービスも開発してもらえたらユーザーとしては助かります。サブスクやシェアリングなど、多くの人がもっと気軽にキャンプを楽しめる環境作りを、デジタルの力で推進してもらえたらと思います。


アウトドアと今後


-今後挑戦してみたいアウトドアはありますか?

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海外でキャンプや登山をしてみたいです。以前カナダに駐在したことがあるのですが、日本とはまた全然違ったアウトドア環境で、世界は広いと実感しました。今はコロナで海外に行くこともむずかしいですが、世界各地のアウトドアを楽しんでみたいですね。バックパックに最小限のギアを詰め込んでロングトレイルを歩くとか、憧れます。

また、自分の理想とするキャンプ場もいつか運営できたらいいなと。好きな場所でこだわりの設備で作り上げたキャンプ場を、終の棲家にするのもいいかもしれない。カフェやレストランなど、同じ想いをもった仲間と作り上げていくのも楽しそうかなーとか。夢が広がりますね!

-いいですね。ぜひ実現してほしいです!

働き方が柔軟になってきているので、実は実現可能なのではと考えています。タイミングさえ合えば、スタートしているかもしれないですね(笑)。

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アウトドアは、工夫次第でもっと多様なビジネス開発ができそうな領域。やり方次第でチャンスはいかようにもあると考えています。デジタル化も、もっと収益や経営の視点で考えれば伸びしろは大きいかと。私のようなアウトドアが好きな人たちが、もっと積極的に介入し業界を強くする手伝いができたらいいですね。キャンプ場もサウナ(銭湯)も後継者問題が浮き彫りになり、このままではいい文化が消滅してしまう可能性があります。そうならないためにも、好きな人たちが関わり、変えていくべきかと。この動きは今後加速していくだろうし、その一員として加速していきたい。いい文化が今後も長く続き、多くの人が楽しめるようになったらいいなと思います。

-ブームを文化にすること、文化を継承していくこと、どちらも大事ですね。参考になるご意見ありがとうございました!



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