映像制作の経験が通用しないYouTubeで試行錯誤しながら見つけた“楽しむこと”
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映像制作の経験が通用しないYouTubeで試行錯誤しながら見つけた“楽しむこと”

スペースキーの小野(@tsugumi_o_camp)です。キャンプWebメディア『CAMP HACK』の動画チャンネル、『CAMP HACKチャンネル』をご存じですか?Webメディアとはまた違った切り口からキャンプの楽しさを伝えるメディアです。開始から約1年、手応えや今後の目標について聞きました。


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木村 仁士(きむ23)
Coleman店長、広告制作を経てスペースキーに入社。ソロキャンプ→ファミリーキャンプに移行中。現在、小屋DIYを計画しています。
結束 智之(けっそん)
テレビ番組AD、MV制作、CM制作プロデュースを経てスペースキーに入社。暇さえあれば、最近手に入れた自転車に乗って銭湯に行っています。


『CAMP HACKチャンネル』とは


-よろしくお願いします。まずは『CAMP HACKチャンネル』の簡単な紹介からお願いします!

(木村)ひとことで言うと、“楽しくキャンプ情報を伝えるメディア”です。キャンプWebメディア『CAMP HACK』よりも幅広いユーザーに向けて、キャンプでの遊び方や楽しんでいる人にフォーカスし、よりリアルな目線で伝えることを目的としています。最も大事にしていることは、僕らが楽しむこと。僕ら制作側が心から楽しんでコンテンツをつくることで、その楽しさがユーザーにも伝わればいいなと思っています。

-Webメディアの『CAMP HACK』のメインターゲットはファミリー層だと聞いていますが、そことは違うんですね。

(木村)結果的にそうなりました。ターゲットが異なった理由は主に2つあって、1つは僕ら制作側がファミリーキャンプ未経験者だから。やはり目線がソロキャンプ、グループキャンプ寄りになって、付加価値的にそのターゲット層が増えたという印象です。もう1つは、YouTubeの特殊性。YouTubeには独自のユーザー層が存在していて、それはWebメディアと大きく異なるポイントです。彼らは単に動画が好きという人もいるので、キャンプをしていない人も多く存在します。

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(結束)『CAMP HACKチャンネル』は30歳台男性がメイン層。ただ、先日は70歳代のおじいちゃんからコメントをいただくなど、少数ですが幅広い年齢のユーザーにも観ていただいているんですよ。僕らとしても想定外のユーザーから支持いただいている部分もあり、独特な成長曲線をたどっているように感じます。

-おもしろいですね!ちなみに、コンセプトとかあったりするんですか?

(結束)コンセプト……、ありましたっけ(笑)?

(木村)僕はこの1年間、コンセプトを見つけるために運営を続けてきました。それがようやく見えてきたかなというところですね。先ほどと似てしまうのですが、“キャンプ情報を、ストレスなく楽しく入手できるメディア”なのかなと。“楽しく”というのがポイントで、観る側はもちろん作る側も楽しくないと幸せになれない。両者が楽しくいられるメディアというのが、『CAMP HACKチャンネル』のコンセプトなのかなと感じています。

-ステキですね。そもそも、なぜ『CAMP HACKチャンネル』は始まったのでしょう?

(木村)これからの時代に対応するためです。5Gになって、より高速に大容量の通信が可能になることで、情報に求められてくるものが変わってくる。主流になってからでは遅いので、今から進めているところです。

-『CAMP HACKチャンネル』の目標はなんですか?

(木村)直近だと、5月までに登録者数10万人を目標にしています。収益化などまだクリアするべき課題はたくさんありますが、そのためにも認知を増やしていくことが最重要。まだまだ走りながら目標設定している部分も大きいので、その都度見直しながらサービスの成長を目指していきたいと考えています。


これまでの映像制作とYouTubeの違い


-次は個人にフォーカスします。お二人はこれまで、どのようなことをしてきたのですか?

(結束)ずっと映像制作に携わっています。テレビ制作会社でADをやったり、制作だったり。直近は広告制作会社で、CM制作のプロデュースをしていました。様々なメディアの映像制作を一通り体験しましたね。スペースキーには、『CAMP HACK』編集長の松田さんが知り合いだったので、そのつながりで入社しました。

(木村)僕は新卒後、フリーで映像制作に携わっていました。当時からキャンプが好きだったので、アウトドアメーカーのColemanでも働きました。アルバイトから始めて、店長まで経験。好きなアウトドアギアに囲まれて、これも楽しかったですね。直近は、広告制作会社を経営しているキャンプ仲間に誘われて、広告制作をしていました。小規模の会社だったので、営業から制作、プロデュース、エディターまで一貫して担当。アウトドアの知見を活かした広告制作がしたいなと思い、スペースキーに応募したのがきっかけです。

-なるほど。現在は『CAMP HACKチャンネル』でどのような業務を担当されていますか?

(結束)大まかに言うと、僕が企画から撮影まで、木村さんが撮影後の編集を担当しています。コンテンツ制作の流れは以下のような感じです。

1.ネタの構成をつくる
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2.企画の骨子案作成
(広告案件は広告主様との企画打ち合わせも有)
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3.撮影準備
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4.撮影
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5.編集

ネタの構成出しは、編集長の松田さんも含めて3人で実施します。『CAMP HACK』のほうで反響がよかった企画やネタを参考にしながら、『CAMP HACKチャンネル』ならではの企画を考えていきます。

ネタが定まってきたら、次は骨子を固めていきます。広告案件の場合は、広告主様と企画の打ち合わせなどもここで行い、コンテンツの詳細を決めていきます。決まったらあとは撮影準備ですね。関係各所との調整や手配などをし、撮影に挑みます。撮影は僕らが自撮りするのが基本ですが、カメラマンさんに依頼することもあります。

(木村)撮影した素材を配信用に編集していく作業が、僕の担当です。どこをどのように切り出すか、効果的な音やテロップなど、考えだすとキリがなくなかなか時間を費やしてしまうのがむずかしいところですね。

-月の制作本数は決まっているんですか?

(木村)現在は、月に5~8本程度を制作しています。主に2人(+外注スタッフ3名)で回しているので、リソース的にこの本数になっています。

-以前の映像制作と比べてむずかしいところは何でしょうか。

(木村)YouTubeには独自の文化があって、それを理解することがまずむずかしかったです。今までの知識や経験は通用しないんだと痛感しましたね。YouTubeってWebメディアと同じで、ユーザーに選んでもらう工夫が必要なんです。動画の内容を一目で魅力的に伝えるためにはサムネイルが有効なんですが、これも毎回すごく悩むんですよ……。幅広いユーザーに向けて、どのようにしてあまたあるコンテンツから選んでもらうか。毎回考えないといけないのが大変だしむずかしいと感じています。

(結束)それは僕も同じですね。同じ映像制作なのにこんなに違うのかと驚きました。あと、制作スタイルも今までと全然違うんです。これまでは撮影して作る側だったのに、今は演者として出演もしなくてはいけない。自撮りしてみてわかったのは、トークのスキルはもちろん、動き方、表情、見せ方など、考えなくてはいけないことがすごくあること。演者って大変なんだなぁと改めて実感しました(笑)。

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(演者として、バンジーにも挑戦しました)

-それは確かに大きな違いですね!

(木村)だから、映像制作や編集の経験よりも、新しいことにどうやって挑んでいくか。“探求心”や“向上心”のほうが必要かもしれません。もちろん、ある程度の制作スキルは必要なんですが、見えないユーザーに向かって毎回なにをどのように伝えていくか、好奇心を持って戦略的に考えられるスキルがあるといいかなと。結局正解がないので、毎回の結果を肌で感じながらやっていくしかない。その積み重ねなのかなーと最近は感じています。

-泥臭く続けていくことなんですね。逆に楽しいことは何でしょうか。

(木村)裁量が大きく、自由に作れることです。ネタ出しのところから、結構自由に企画できるのは魅力に感じています。

ソロキャンプに使えそうな100均アイテムを紹介した動画は、当初は5アイテム程度を紹介する予定でした。ただ、企画として自信があったので、当初の紹介数からグッと増やして最終的には25アイテムになりました。結果としては反響が大きく、読みが当たったのですごく嬉しかったですね!自分としても納得していい情報を伝えられる自信があったので、そのへんの熱量がユーザーにも伝わったのかなと思っています。

(結束)僕は、行きたかったキャンプ場に仕事で行けることです。撮影する場所も含めて自由にやらせてもらえるので、裁量の大きさは確かに魅力ですね。

また、ユーザーのリアルな反応がわかるのも楽しくやりがいにつながっています(むずかしさでもありますが)。これまでの映像制作は、仮に納得がいくものが作れてもユーザーにどのように受け取ってもらえているのかは見えませんでした。それが、今は如実に返ってくる。最近は、自分たちが楽しむことでユーザーも喜んでくれているように感じます。それも嬉しいですね。

-楽しさに共感してもらえるのは、素直に嬉しいですよね。素晴らしい!


『CAMP HACKチャンネル』が目指すこと


-『CAMP HACKチャンネル』を通じて得られたことは何ですか?

(結束)長く映像制作に携わってきたので、もう新しい経験はないだろうなと思っていたのですが、新しいことの連続で正直びっくりしています。YouTubeは未経験しかなくて、またイチから勉強の日々が新鮮です。

(木村)視聴回数などの数値を元に、ユーザーがどのようなことに興味をもっているのか、より考察・分析しながら映像を作るスキルが身に付いてきたように感じます。これまでの映像と違って、ダイレクトに反応を受け取ることができる。結果に一喜一憂しながら、楽しみながら映像制作ができていますね。

-そこがインターネットの強みの1つですね。現在感じている課題感はありますか?

(木村)単純にリソース不足です!もっとメンバーを増やして、コンテンツを量産していきたいですね。そうすることで、自ずと登録者数も増えるはず。多くの人に、キャンプの楽しさが伝わるようにしていきたいです。

-どのような人でしたら活躍できると思いますか?

(木村)映像制作のスキルは基本的なレベルで十分。それよりも、ユーザーが何を求めているのか、ニーズやトレンドを探る探求心や好奇心、向上心が最も求められます。僕らもそうですが、これまでの映像制作のノウハウや経験は、『CAMP HACKチャンネル』の土俵であるYouTubeでは通用しませんでした。変化が激しいWebの世界で、アンテナを尖らせて迅速に対応する能力もあるといいかと思います。あとは、純粋に楽しめること。コンセプトでもありますが、『CAMP HACKチャンネル』をつくることを心から楽しめる人に来てもらいたいですね。

-“楽しく”がポイントですからね。では最後に、今後の目標をお願いします!

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(結束)僕はフェスがしたいです!フェスで『CAMP HACKチャンネル』の世界観をたくさんの人に体感してもらえたら楽しいだろうなぁーと。フェスやイベントを通じて、アウトドア業界をもっと盛り上げていきたいですね。

(木村)今はYouTubeで展開していますが、媒体にこだわらずに幅広く挑戦してみたい気持ちはあります。例えば、オリジナルギアやグッズの開発とか。そのためにも、まずは『CAMP HACKチャンネル』として認知度を増やしていきたいです。僕らがインフルエンサーに成長することも目標だったりします。ぜひ応援よろしくお願いいたします!

-今後のコンテンツも楽しみにしています。ありがとうございました!


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尾上製作所さんのマルチハンガーを紹介した動画。トレンドを押さえた編集、尾上製作所の社長様にも撮影に協力いただくなど、とにかく自信作です。

SUBUをはじめとした、冬キャンプの満足度を上げてくれる極上アイテムを紹介しています。編集にもこだわったので、編集者が見ても楽しいと思ってもらえるはず!


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